2022-01-01から1年間の記事一覧
2022年 クリスマス お天気に恵まれて、ポカポカ陽気で 雪化粧した富士山がきれいなクリスマスイブ。 今日はやすがっぱの発案で、 まゆがっぱのお父さんとお母さんのお墓参りということになった。 クリスマスケーキを買って、 お花ときなこや、つぶあんのおは…
*1; font-size: 200%;">5がっぱの名前の由来 *2; letter-spacing: normal; text-align: center;">僕ら5がっぱは、毎日色んな出会いをして、 色んな体験をして、泣いたり・笑ったり・怒ったり・落ち込んだり, 飛び上がらんばかりの大喜びする日々を送ってい…
*1; letter-spacing: normal; text-align: center;">かっぱ見聞録 お気に入りの 秘密の場所 *2; letter-spacing: normal; text-align: center;">第10作 *3; letter-spacing: normal; text-align: center;"> プロローグ やすがっぱとまゆがっぱには、 お気…
*1; letter-spacing: normal; text-align: center;">5がっぱの日記帳 *2; letter-spacing: normal; text-align: center;">第13作 *3; letter-spacing: normal; text-align: center;">1.変な癖 編 やすがっぱとまゆがっぱのお山ご飯・・・ 二人はお山に…
晩秋のある休日 日差しが柔らかくて、心地よいかっぱ亭のベランダ。。。 洗濯物を干し始めたその時、カサカサと壁に向かって何かが飛んできた。 シオカラトンボみたい・・・ 洗濯物を干す手を止めて、そっーと近くによってみたまゆがっぱ。 すかさず僕ら5が…
「かっぱ」は日本中の川や湖や沼など水が豊富にあるところで暮らしていました。 何故にその「かっぱ」は急に姿を消してしまったのでしょうか? 明治時代の初め頃までは実際に「かっぱ」を見た人が存在していました。 「かっぱ」がいなくなりだしたのは、つ…
Feeling感じ方は人間と同じだね。。。 ある若く元気なかっぱは、高い山に登りました。そこには、もう木々はなく草もなくゴツゴツとした岩ばかり。人間は、好んでこういう場所に登り大自然との一体感を味わい、頂上から下界を見下ろす。さらに上を見上げてな…
かっぱ達は、空を見上げるときは決まって大きな木々の下からなのです。遠く広がる大空を望むより、 下から見上げる青空が好き(みたい)。 透き通って見える葉っぱの裏側は、うす~い緑。葉と葉が重なり合っている部分はちょっとこい~い緑。枝は影となりこ…
山、川、湖、小川に田んぼ、それに海にまでも出かけて行く。 読むごとにかっぱ達の純粋さが感じられる物語。 少しだけ環境問題に触れながら、子供達みんなが小さな国の住人みたい に素直に育ってくれたら良いなと願っています。 (小川編) かっぱとれんげそ…
1 さるかに合戦って昔話 知ってるかい? 僕らがここに住み着くずっと前から この地を守ってくれていた げんごろう川となみだ川の交わる泉ヶ淵に奉られている 「蔵っこさま」が 子がっぱのみぃちゃんに聞きました 知ってるよと みぃちゃんが言いました さる…
1 ブン ブン ブン 今日も、多くのみつばちたちがそうしている様に あま~いミツ集めに大忙し。 でも、1匹のみつばちが通常では考えられない位 天高く飛び上がりました。 いやっほう!お日様さんさん。 風をうけてどんどん上へ。もっと上へ。 名まえは「ふ…
プロローグ やすがっぱとまゆがっぱには、 お気に入りの秘密の場所がいくつかあるんだ。 はじめは一ヶ所しかなかったけど、 ここ最近は数ヶ所見つけたようで、 ちょっとずつテリトリーを広げている。 大好きな富士山を誰にも邪魔されずに独り占めできて、 す…
1.変な癖 編 やすがっぱとまゆがっぱのお山ご飯・・・ 二人はお山に行く前に、食料を調達しにスーパーへ立ち寄る。 自分たちの食べたい物を次から次へと買い物カゴに入れていくんだけど、 その量といったら、尋常じぁない・・・ そんなに食べられるはずな…
1 陽も落ちかけようとする暑い夏 「たすけて~」 と1匹のハチが蚊の大軍におそわれていた。 その数ざっと100匹はいたであろう。 1箇所に固まるとすずめかと間違えるような大きさだ。 大慌てで僕の部屋に飛び込んできた。 幸い夕暮れの涼しい風を入れ…
1 グヮゴン ギュゴン グワワン グワン 耳慣れた音がなんとも心地よく、安心するとともに、 またウトウトと眠ってしまいそうな感覚におちいってしまう。 グヮゴン ギュゴン グワワン グワン 静音が売りであったにもかかわらず、 とうとう寿命がきたのだろ…
1 どこまでも続く青い空、眩いばかりに降り注ぐ陽の光を受ける山の中腹に広がる草原。そこは見渡す限り、山・山・山...。聞こえてくるのは、鳥のさえずりと沢のせせらぎ、風にそよぐ木々の葉音だけ。たまに鹿の鳴き声が聞こえてきたりするけれど...そんな時…
1 まっさおな大空と雄大な山々・緑あふれる森がすべて見渡せる水辺。山々から流れ落ちてくる清流が水しぶきでキラキラと輝きます。その水辺にはたくさんの水草が茂り、青々しい夏の香り。水草にまじって、愛らしいなでしこやタンポポたちも元気よく空をあ…
1 どこまでも続く青い空、眩いばかりの陽の光を受けた緑あざやかな山々。その谷間を流れゆく川では、魚たちがキラキラと水しぶきをあげて飛び跳ねる、そんなふもとの村にハッチは住んでいます。 2 まっ黒な車体、サイドミラーとタイヤ周りが黄色い軽…
1. まゆがっぱから5がっぱたちは今日のお仕事をもうしつかりました。 芋掘りです。 さつまいも畑に行き、皆で綱引きのように並んでつるを引っ張ってみると コロコロのお芋が土の中から顔を出しました。 5がっぱは、このお芋で焼芋を作ることにしました…
1 幼稚園年少組のわかしんは、 いつも誰かの後ろにかくれているような、 はずかしがりやの女の子です。 そんなわかしんが大好きなこと。 それは夜空を見上げて、 美しく光りかがやくお星さまをながめながら過ごす、 お母さんとの時間です。 動いていないよ…
1 むかしからこの村には、 はちみつがわき出る神社がありました。 都会からそう離れていないが、 自然がいっぱいの山河に囲まれたこの村には、 年に一度多くの参拝者でにぎわいます。 参道わきには、めずらしいミツバチのお地蔵さまが出迎え、 万病にきくと…
1 ここかっぱの国にも木枯らしの吹く寒い季節がやってきました。 かっぱの国では、グループで、あるいは家族で地中に穴を掘り、 冬眠しながら寒い時期を静かに過ごします。 かっぱのしずく一家も大きなブナの木の根元に、秋の終わりに家族みんなで大きな穴…
1 ここ小さな国にも吹く風さわやかな秋がやってきました。 栗や柿やりんごに銀杏。いろいろな木々には鈴なりの実がなり、 土の中では、金時色のサツマイモが大きく育っています。 収穫の秋が訪れたのです。 小さな国の住人達は収穫で大忙し。 鳥達は果物…
1 ざあざあとふる雨の中でも子かっぱ達はへいきで遊ぶ事ができるのですが、 森の動物達はそうはいかない。 だからいろいろな森の仲間と遊ぶ事ができる夏の暑い天気の良い日は、 子がっぱ達にとっては誰もが楽しい1日となります。 この日も暑い暑い日差し…
1 春も終りに近い頃、子がっぱのしずくは だいの仲良しの野ねずみのモモ太とリスのゴン太と 探検に出かける事にしました。 行く先は、りんご山の「れんげ峠」。 しずくのおじいさんは、遊んでばかりいる子がっぱや 森の仲間達を集めていろいろとためにな…
忘れられた小さな国の入り口 奥深い山の中、水の守り神とも云われていた かっぱたちの国は、転々と失われ 川や湖や沼のある山奥へと移り住んでいました。 雨水をたくさん蓄えられる巨大な水瓶”ブナの木”がある山へと。 そのなかに”おやじ”といわれる樹齢80…
ひと時の安らぎを与えられたら。。。 南アルプス山脈の雪解け水が流れるどんぐり山には、 ゲンゴロウ川が流れ、そのほとりには 今なおブナの木の生い茂る小さなかっぱの国がありました。 そこではみんなが平等に、それぞれが役割を分担しながら、 仲良く平…