5kappafamily’s blog

知人と一緒に童話を作成しています。これから挿絵を入れて絵本にしたいと思います。

*1; letter-spacing: normal; text-align: center;">5がっぱの日記帳
*2; letter-spacing: normal; text-align: center;">第13作

*3; letter-spacing: normal; text-align: center;">1.変な癖 編

 

やすがっぱとまゆがっぱのお山ご飯・・・

二人はお山に行く前に、食料を調達しにスーパーへ立ち寄る。

自分たちの食べたい物を次から次へと買い物カゴに入れていくんだけど、

その量といったら、尋常じぁない・・・

そんなに食べられるはずないと思うほど、カゴに放り込む。

お山で食べるご飯は、何だって最高のごちそうになるから、

そんな大量のお肉やたこ焼きややきそばやサラダも、

帰る頃にはほとんどがなくなってしまうんだけどね・・・

 

ぼくら5がっぱは、というと、まゆがっぱから手渡される500円玉で、

まだ食べたことがない物を見つけては舌鼓を打つんだけど・・・

やすがっぱとまゆがっぱが今日は何を買うのだろうと気になって、

物陰に隠れて、二人の様子を追ってたりする。

やすがっぱは、まゆがっぱが喜ぶことが嬉しいから、量なんて考えず、

あれもこれもカゴに放り込んでいく・・・、

まゆがっぱに「そんなに食べられないよっ・・」って、

ブイブイ言われながらね・・・笑っちゃうでしょ・・

 

買い物中もお山にたどり着くまでの道のりでも、

まゆがっぱはやすがっぱに自分が見たり聞いたりして

嬉しかったこと・怒ったこと・悲しかったことを

とにかくしゃべりまくる・・・この勢いはすごいんだ・・・

僕ら5がっぱだって、聞いてるふりして流してることがしょっちゅうなんだ、

ホントはね・・・(まゆがっぱ、怒るだろうなぁ)

そして、やすがっぱも一生懸命聞いてあげてるけど・・・

よく「聞いてないでしょ」って怒られてる。

(やすがっぱも大変だね・・って僕ら5がっぱも、うなづいてる・・・)

だけど、そんな二人のやり取りで、道中もなかなか楽しい時間になるんだ。

 

このおしゃべりタイムで、笑っちゃうことがあるんだ・・・

まゆがっぱには、感情を表す言葉に癖がある。

当の本人はその癖に全く気がついていない。

なんかまゆがっぱって、しっかりしてそうなのに、

そういうとこが超ドン臭いんだ・・・

(僕らはそんなドン臭まゆがっぱも押しなんだけどね。)

 

そうそう、そのまゆがっぱの癖なんだけど、

何かに驚いたりした時に、「ハァッ!」って息を吐くんじぁなくて、

思い切り吸うんだよねぇ・・

これが独特でさっ、見てると面白いんだ。

僕ら5がっぱがそう思うんだから、

いつも弾丸のように話を聞かされているやすがっぱも、もちろん気がついてる。

 

この間、やすがっぱが、このまゆがっぱの「はぁ~っ」を真似して、

まゆがっぱ話に返しをしたら、ほんと笑っちゃうんだ。

「何をそんな大げさにっ・・・」って、

まゆがっぱは呆れたようにやすがっぱに返していた・・・

その時のやすがっぱの顔ったら・・・可笑しくて、可笑しくて・・・

まゆがっぱはその「はぁ~っ」が自分の真似なんて、

全然わかってないから、僕ら5がっぱは腹を抱えて笑った。

 

こりゃ駄目だわと思ったらしく、やすがっぱは

「大げさって言うけど、まゆがっぱがいつもやっているやつだよっ」って、

まゆがっパに告白した。

それこそ「はぁ~っ」って息吸いながら、

ようやく事の成行きが見えたようで、くの字になって、

お腹を抱えて笑い転げていたまゆがっぱだったなぁ・・・(楽しすぎるでしょ!)

 

もうひとつ、まゆがっぱの癖。

痛い思いをしたとき、皆「痛い!」とか「いたっっ」とかって口に出すけど、

まゆがっぱは「イッ!」で止めるんだよね。

僕ら5がっぱは、こんな風に思うんだ・・・

まゆがっぱは痛いことは、自分の中の負の部分だから、

外に出したくない・・でも痛い・・・だから「イッ!」で止めてる。

あと、周りが気にかけないように「イッ!」で止めてる。

やすがっぱはどう思う?

 

2.やすがっぱのご飯休憩 編

 

最近のやすがっぱとまゆがっぱのお山でのひとときは、

もっぱら、食べているか、お昼寝しているかがほとんどを占めている。

ぼくら5がっぱはといえば、山や森をごそごそ探索して、

鹿さんやうさぴょんや夏にめっぽう弱いアナグマ君(日差しの強い暑い日には、

日射病でフラフラになってるんだもん)

たちとおいかけっこなんかして動き回って、疲れると、

水辺を見つけて空をながめてプカプカ浮いてるのがお気に入りなんだ。

僕ら5がっぱが、やすがっぱとまゆがっぱと出会った頃の二人も

今となっては信じがたいほど、アクティブなお山での

過ごし方をしてたけどねぇ・・・やっぱ年をとったのかなぁ・・・

 

お山でのご飯タイム。いろいろな物が目の前に並ぶと、

景色なんてそっちのけでどこのはいるのか・・・

不思議なくらいにやすがっぱとまゆがっぱのお腹の中に消えていく・・・

二人には食べ方に違いがあると、僕ら5がっぱは思う。

まゆがっぱはとにかく、片っぱしからお腹がパンパンになるまで

一気に食べて、苦しいと言いながらお昼寝。

 

やすがっぱは、ある程度食べたい物を食べると、

食欲より眠気が勝ってきて、お昼寝に突入。でも、これは、

やすがっぱにとってはご飯の小休止らしい・・・。

小休止の後、再び食べ始める。

その時の欲求に身をまかせるのが、やすがっぱ流らしい・・よ。

(子供のころ、お行儀が悪いとおこられていたらしいけど、

それが心地よくって、やめられないんだって)

 

ある時、せっかくのお山ごはんなのに、朝マックを食べ過ぎて、

お腹があまり減らなかったらしく、やすがっぱもまゆがっぱも

軽く食べて、お昼寝を先行していた。

お昼寝から先に目覚めたまゆがっぱが何かもそもそと

不穏な動きをはじめた。

お腹がすいたらしい・・・

多分、まゆがっぱのことだから、気持ちよく寝ている

やすがっぱを起こさぬよう気をつけながら、なるべく音をたてないよう・・・

そして、おいしくお肉が焼きあがったら、

起こそうとしていたんだとは思うんだけどね。

 

シングルバーナーを組み立てて、火をつけるのが苦手なくせに、

結構がんばって、お肉を焼き始めたまゆがっぱだったけど、

お肉の焼ける良い匂いとジュッーという音で、とうとう

やすがっぱも目をさましてしまったんだ。

やすがっぱに、そっと背中を向けて、隠すようにして、

まずは味見で一足先にお肉を食べようとしたその時を

見つかってしまった。それを見つけたやすがっぱは

まゆがっぱが可笑しくて、可愛くって大笑いだったよねぇ・・

なんて楽しい二人なんだろう・・・

 

3.林道工事中の「2411」 編

 

やすがっぱとまゆがっぱは、久しぶりに二人の合言葉「2411」を探検しに行った。

二人の合言葉「2411」は、秋山を越えて、富士山に向かって

進む途中にある工事中の山道である。

リニアモーターカーの試験場があるその向かいに連なる山々。

その「2411」は、道志につながるのかなぁ・・・

林道工事が進められている。やすがっぱはその林道がどこまで、

進んだのかいつも興味津津で、二人は、確かめようと、

何度かこれまで「2411」に足を運んでいる。

一日中、頑張って歩いて行ったこともあるし、

こっそり車で忍び込んで行ったこともあるんだけど、

行くたびに、いろんな動物たちと出会うことも多くて、

それが2人の大きな楽しみになっているみたいなんだ。

 

車で行った時には、まだ大人になりきっていないイノ君に出会った。

驚いて逃げようとするイノ君が山の斜面を登ろうとするけど、

ずり落ちゃったり、今度は反対斜面を下ろうとしたけど、

傾斜が急で怖くて下れなくて、バタバタしていたその動作がドン臭いけど、

可愛くて・・さ。

二人のイノシシに対する印象が猪突猛進から

ドン臭可愛いにかわった瞬間だったし、

最近ではほとんど出会うことが

できなくなったうさぴょんも元気に走り回ってた。

歩いて登った時には、夏の時期で、

暑さが苦手なアナグマさんに出会ったっけ・・・

日射病でフラフラしながら道を歩いてたアナグマさん、

やすがっぱが後ろを歩いているのに、全然気がつかないことがあったよなぁ・・

ヌケ作なとこが愛嬌あって笑っちゃったんだ。

 

往きの道すがらに置いた(唐揚げだったかなぁ?)

その揚げ物の切れ端が、帰り道にはなくなっていて、

誰かが食べにきたらしいと、二人はワクワクして楽しんでたりもしてたよねぇ。

だけど、帰り道、日が暮れて暗くなってしまった時、

山の斜面でガサガサと動物が動く気配がしたんだ。

見えない斜面の上から追ってくるような木々が揺れる物音と

低い「うぅー」という唸り声がしたとき・・・

まゆがっぱの普段の強がりはいっぺんに吹き飛んで、

ただただ黙って、そそくさと首をすくめて歩きだした。

怖かったくせに、後になって、あの唸り声は「絶対、熊さん」

「熊さんに会ってみたい・・」って言い続けてる。

遭遇したら、ビビるくせに・・・ね

 

そして、今回は自転車で「2411」の林道が、

どこまで完成したのか確かめに、やすがっぱは自分のマウンテンバイクで、

まゆがっぱはレンタルの電動自転車で探検開始した。

まゆがっぱは、じつは電動自転車に乗ってみるのは2回目。

後ろからやすがっぱが来なくて、ルンルンよりも不安が大きくなって、

きた坂道を戻り始めた。

まゆがっぱは戻るうち、こんなに距離が開いてるのはおかしい・・

と思い始めてた。と、その時、やすがっぱがロードバイクではなくて、

歩いて坂道をのぼってきた。ロードバイクがガタボコ道で、

走り始めてすぐにパンクしちゃったんだって・・・

 

ロードバイクをそこへ置き、歩いてきたから時間がかかったんだね。

そこからは、やすがっぱと電動自転車の二人乗り。

急坂はさすがに電動自転車でも、前に進めなかったけど、

そんな時はまゆがっぱが自転車で、やすがっぱは走ったりしながら、

アクシデントなんか気にせず、「2411」を楽しんでた。

さすがに、林道がどこまで進んだかの確認はできなかったけど、

眺めの良いひらけたところで、

塩むすびや卵焼きややきそばやたこ焼きをほおばり、

腹ごしらえとやえがっぱはお昼寝までも楽しんだよっ。

 

帰り道は一気に2人乗りでジェットコースターみたいだったね・・

ガタボのとこでは、まゆがっぱがお尻が痛いと絶叫・・

ガタンとなる時は教えろとか、前がやすがっぱの背中で見えないから

まがる時は教えろとか随分、偉そうにしてた・・・らしいよねぁ・・

そんな時、やすがっぱがリュックをクッションみたく

お尻の下にひいてみたら・・とやってみたら大正解。

まゆがっぱのお尻も元気になった。

今度は電動自転車2台と僕ら5がっぱは沢をつたって、

林道の進み具合を確認しに皆で行くんだ!楽しみだね。

 

4.伊勢海老釣り 編

 

ある年のお盆、やすがっぱとまゆかっぱは

海沿いのやすがっぱのお母さんのお墓にお参りに出かけた。

僕たち5がっぱは、海が楽しみでワクワク!いつものお出かけのときに

手渡される500円玉をそれぞれ握りしめて、

2人とは別に川を下り、海に向かって出発した。

海にたどり着いて、僕たち5がっぱは、500円玉で、

遊覧船に乗ったり、イカの丸焼きをほおばったりして大満足。

いつも500円玉は、あっという間になくなっていくから、

値上げ交渉中なんだけどね・・

なかなかまゆがっぱが手ごわい・・・んだなぁ。

 

お墓参りを終えたやす&まゆがっパを見つけたんだけど、

海沿いの町で、なんか大騒ぎしている・・・

近くに行ってみると、

まゆがっぱは、伊勢海老釣りに挑戦していた。

ホントなら1匹しか釣ってはいけないらしいんだけど・・・

まゆがっぱはどうしてもやすがっぱと一緒に伊勢海老を

食べたかったんだろうなぁ・・

1匹釣った後、まゆがっぱは、その釣った伊勢海老を

やすがっぱに即座に手渡し、釣り糸を手で補強しなおして

(まゆがっぱのここが抜け目ない凄さ・・・

と僕たち5がっぱは確信しているんだぁ)

そして、まゆがっぱは執念で2匹目もGet。

まゆがっぱはすっごく嬉しかったんだろうな・・・

やりきった感満載のドヤ顔でさ・・僕ら5がっぱもそうだけど、

それを見たやすがっぱも苦笑してたよ・・・

 

なんで・・・そんなに・・と知らない人達は思うだろうけど・・

僕らにはわかるんだぁ・・・

まゆがっぱは1匹だと海老大好きなまゆがっぱに食べろって、

やすがっぱはきっと食べないから・・・

どうしてもやすがっぱの分を釣りたかったんだって・・・。

嬉しいことやおいしいものは一人じぁなくて、一緒がもっと嬉しいし、

もっと楽しいし、もっおいしいんだって、僕らにいつも言ってる・・・

たぶん、やすがっぱも同じ思い、

楽しいこと・おいしいものはまず大事な人にって・・・

だから一緒に食べることができるように2匹だったんだ・・・

と僕らは思ってる・・・まゆがっぱってそういう人なんだよ。

 

5.酸っぱいプラムの想いで 編

 

今日も富士山をめざして、やすがっぱとまゆがっぱの休日が始まった。

まずは食料の調達・・・だ。

2人とも好きな物をどんどん買い物かごに放り込む。

僕ら5がっぱも隙をみて、おいしそうな物を見つけては、

そっと買い物かごに投げ込む・・・

なんて言ったって、500円玉だけでは、おこずかい不足だからねっ・・・

 

僕ら5がっぱとまゆがっぱはやすがっぱより一足先に、

果物・野菜コーナーを回り、お肉コーナーへ進んだ。

果物コーナーには、やすがっぱが好きそうなプラムが並んでいたけど、

「やわらかくって、酸っぱくなさそうだから・・」って、絶対言うだろうから、

やめとこうねって、僕ら5がっぱに言いながら、

自分と僕ら5がっぱの大好きな焼き芋だけは

しっかり買い物かごに投入して、お肉を物色。

そこへやすがっぱが追いついてきて、

見ると、プラムのはいった袋をぶら下げている。

プラム売り場で一番青くて酸っぱそうなのを持ってきた

・・と嬉しそうに言ってた。

それを見たまゆがっぱは何か嬉しそうにしてたんだ・・・。

やすがっぱがプラムを好きになったのは、

長瀞の自転車旅だったなぁ・・・と思い出を回想してたみたい・・・

 

僕ら5がっぱがやすがっぱとまゆがっぱに出会った頃、

2人は、自転車ツーリングにはまっていた。

だから、僕ら5がっぱは釜トンネルを

必死に自転車で越えてきた2と出会えたんだけどね

 

2人は、やすがっぱのツーリングが好きな友達に誘われて、

長瀞に出かけた。

絶好のツーリング日和???お日様が川岸の遊歩道をこれでもか・・

という位に照らし、流れる川の水は眩しいくらいに

キラキラ輝いていた。

やすがっぱとやすがっぱのお友達とまゆがっぱは、

荒川沿いの土手をどんどこどんどこ進む。

3人を見ながら、僕ら5がっぱは川をスイスイ進む。

そして、3人は川から遠ざかり、国道をさらに炎天下の中、

長瀞を目指して進んでいった。

ここで、3人と僕ら5がっぱはゴールの長瀞まで、

別れてすすむことになったんだけど、

この後、まゆがっぱに悲劇が襲ったらしい・・・

強い日差しを遮るものがない国道。

やすがっぱは、まゆがっぱの自転車をこぐ音が

気にかかり始めていた。

シャカシャカシャーというやる気のなさそうな自転車の漕ぎ方・・・

しっかり漕いでると、シャカシャカ・シャカシャカがつづくはずだから。

でも、シャカシャカ漕いでは、シャーで休んでいる・・・

「何で、へそまげているんだろう・・?」って、思ってたらしい。

そんな漕ぎ方だから、やすがっぱとお友達、とまゆがっぱとの距離は

どんどん拡がり、離れていった。

まゆがっぱは、その時、直射日光を後頭部に浴びて、

日射病になってたようで、頭がガンガンと痛んでたみたい・・・

とうとう、見つけたコンビニで止まり、飲み物を買って、

薬を飲んで休みをとった。

よほど、つらかったんだろうな・・・まゆがっぱが休憩をとるなんてさ。

(いつもなら、へこたれるような奴でないはず・・・なんだ)

 

追伸1

まゆがっぱってさぁ、その頃、週5でオフィスガールして、

土日と週1回、その頃大流行してたエアロビクスを教える

インストラクターもやってたんだ・・・

さらに、まゆがっぱのお父さんがまだ元気してたから、

清瀬のお父さんのとこへ毎週通って、

掃除したり、ご飯を作ってたりと、超超大忙しの毎日を送ってた。

ホントの休みなんて、お正月とGWとお盆

くらいしかなかったんじぁないかな。

それでも、それを楽しんで、楽しみつくして、大事に過ごしてた。

その位、へこたれない奴、進むべし、一直線。

(まるで、いの君。だから、いの君にお友達感覚えるんじぁないかな?)

 

「疲れないの?」って、僕ら5がっぱが聞くたび、こう答えるんだ。

やすがっぱと過ごす時間・僕ら5がっぱとの時間があるから、

何でも頑張ちゃうって・・・

そのくらいやすがっぱと僕ら5がっぱが

大好きで大事なんだって。。。

500円からお小遣いを値上げしてくれないまゆがっぱだけど、

僕ら5がっぱもそんなまゆがっぱが大好きなんだ。

 

追伸2

そして、大抵のことではへこたれないまゆがっぱは、

もうひとつ笑っちゃうほどの負けず嫌い。

ぼくら5がっぱと出会う前らしい・・・

やすがっぱから教えてもらったんだけどね・・・

こんなエピソードがあるんだって。。。

身体を動かすいろんなことをやってみたくて、

まゆがっぱは、やすがっぱを誘って、ラフティングとパラグライダー

ツアーに群馬に出かけた時のこと。

ラフティングなら、僕ら5がっぱ、まゆがっぱややすがっぱと出会っていたら・・

一緒にキャイキャイ遊べたのに・・・残念だったなぁ・・・。

川で水しぶきを浴びて、エキサイティングでスリリングな体験だったらしい・・・

そして、午後、今度は空を満喫するワクワク感いっぱいで、

やすがっぱとまゆがっぱはパラグライダーに挑戦したらしいのだが、

ここで、やすがっぱに悲劇が訪れた。

やすがっぱは何でも起用にそつなくこなすことができる、

いわゆるスマートな大人って感じなんだけど、

まゆがっぱは、超ドン臭い・運動神経0なやつだから、

(インストラクターだって、多分、人より何倍も何倍も練習したり、

レーニングしたりして、やり遂げた努力の賜物

なんだと僕ら5がっぱは確信している)

やすがっぱのようにパラグライダーをうまく空に舞いあがらせる

ことができなかったんだって・・・

やすがっぱは数回の練習で、小山の上から、

パラグライダーで空に羽ばたいていった・・・気持ちいいだろうなぁ・・・

まゆがっぱは下から、「いいなぁ。気持ち良さそうだなぁ.」と眺めてたけど、

これだけではおさまらないのがまゆがっぱだよねぇ。

何としても飛ぶ、絶対飛んでやると、ここで、あきらめてはならぬ・・・と鼻息荒く、

何度も、ホントに何度もパラを広げては走り、

広げては走り、寡黙に繰り返したらしい。

結局、見かねた指導員の人がやすがっぱが飛んだ小山ではなく、

その小山の下の丘から飛ばせてくれたんだって・・・

ちょっとだけど、これでまゆがっぱも空を感じることができたらしい。

きちんと風をとらえて空を舞うには無理があったんだろうけど、

その思いの強さに指導員の人が負けたんだと僕ら5がっぱは推測してる・・・

2種目の体験を終えたやすがっぱとまゆががっぱ。

ぼくら5がっぱが知る限り、いつもならやすがっぱとまゆがっぱは、

ここがこうで、ああで、と楽しそうにおしゃべりタイムを過ごすんだけど、

その時のまゆがっぱは、一言もしゃべらなかったらしい・・・

パラグライダーでやすがっぱと同じように

小山から飛べなかったことが悔しくて、ムクれていたんだって。

「何故、怒ってるんだろう」、その時のやすがっぱは、

まだまゆがっぱの恐るべし負けず嫌いをそこまで把握できていなくて、

困惑するばかりだったんだって。

でもね、僕ら5がっぱは思うんだ・・・

まゆがっぱのムクれは、やすがっぱに対しての悔しさっていうより、

飛べなかった自分に対しての悔しさ何だと。

そして、帰り道の途中で見つけた畑の真っ赤なミニトマトをGET

できたことで、そのご機嫌斜めは見事に解消されたんだって・・

ふふふっ。

なんたって、まゆがっぱはアメーバ細胞だからね。

かわいいとこもあるでしょ・・・大目にみてやってよ。。。

でも、大変だったね、やすがっぱ!

その苦悩、僕ら5がっぱもよくわかる・・・よ。

 

(話は沢山、間にはさまってしまったけど、)

休憩をとっていたまゆがっぱのところへ、

友達に先に行ってもらい、宿泊先で落ち合うことにしたやすがっぱが、

戻ってきてくれたんだ。

初めは「どうしたの・・」って、ちょっと怒り気味だったやすがっぱだったけど、

日射病で頭痛がひどかったことを知ると、何で言わなかったの・・・と、

やすがっぱの怒りは心配に変わったんだったよね・・・

まゆがっぱはあの時、一緒には進めなさそうだから、

一人でさがしながら長瀞を目指そう、

少し休んで、薬が効いてきてから、行こうとしてた・・・

心細いとか・・一人でも行けるかな・・とか・・・

やすがっぱとお友達に申し訳ないな・・・とか・・・

いろんな不安を抱えていたと僕ら5がっぱは思うんだ。

そんな時、やすがっぱが戻ってきてくれて・・・

やっぱり、やすがっぱはまゆがっぱと僕ら5がっぱのヒーローだよ!

きっと、一番心強く嬉しかったのはまゆがっぱだろうけどさっ。

無事に2人で長瀞に到着できて、良かったよ。。。

翌日、長瀞からの帰り道は昨日とうってかわって、雨にたたられた。

お友達と別れてから、2人はシャカシャカ、雨の中、シャー休みなしで、

帰り道を飛ばしてた。喉も渇いてきた、

そんな時、見つけたのが道端のプラムの自動販売機。

自販機の前で確か、おかわりもして、2人でプラムにかじりついてた。

思い出の酸っぱいプラムなんだよね・・・

 

今日のプラムも、やすがっぱの見立てで、すっ酸っぱい~!

でも、ジューシーでおいしい!

だけど、僕ら5がっぱは甘くてホクホクの焼き芋がいいなぁ・・・。

6.2022年のトピックス 編

やすがっぱ&まゆがっぱのほほんお山ツアー、

毎年色んな出来事や事件に遭遇するんだけど・・・。

2022年のトピックスは、今のところ、

題して、「まゆがっぱ渾身カレー、お焦げご飯で飯あがれ」かなぁ・・・

まだ数ヶ月あるから決定には」いたらないけどね。

やすがっぱのリクエストである辛―いスパイスカレーをお山に行く前日、

まゆがっぱと僕ら5がっぱは大奮闘で仕込みを始めたんだ。

クミンやら、ターメリックやら、後なんだっけ?そうそう、コリアンダー

色んなスパイスを見つけにスーパーを何件も

めぐったんだぁ。まゆがっぱにとっては、

一からのカレー作りだったみたいで、大騒ぎ。

飴色玉ねぎがカレールゥになることを初めて知ったと言ってた。

玉ねぎから、カレールゥに変身させるまで、どの位かかったろう・・・。

玉ねぎが焦げ付かないように、僕ら5がっぱもまゆがっぱと交代しながら、お鍋の

見張り番をして、玉ねぎをかき混ぜていた。

だけどさ、風と陽は、おさぼりして、お昼寝。調子いいんだよなぁ・・・

飴色玉ねぎができあがり、買ってきたスパイスを放り込み、

ホールトマトと塩をいれてみたけど、酸っぱさが強くて・・・

ここからが大騒ぎだった。

何を入れたらコクがでるんだろう・・・と皆で考え、

バター買いにいったり、生クリーム買いに行ったりして、味を調えることに必死。

ルゥ作りをさぼっていた風と陽がバターやら、生クリームやらおつかいを命じられ、

あっちこっちに走りまわって、買ってきた。

バターや生クリームを入れる毎に、コクがでて、おいしくなっていって、

おさぼりして怒られていた風と陽も、汚名挽回

まゆがっぱのご機嫌が戻り、僕ら5がっぱはほっと胸をなでおろしてた。

何ていったって、明日の500円玉がかかっているからね・・・。

 

当日、僕ら5がっぱは無事、500円玉をGETして、

一足先に僕ら5がっぱお気に入りの秋山の3段風呂へ向かった。

やすがっぱとまゆがっぱが数年前に発見した河原なんだけど、

小ぶりな滝があって、横っちょが3段のお風呂みたくなっていて、

滝から飛び込みしたり、

お風呂のような水貯めで遊んだり、

ヤマメ君やおタマ君と一緒に泳いだりできるところで、

夏の僕ら5がっぱ推奨のひとつなんだ。

今日も良いお天気で、僕ら5がっぱは、

すでにプカプカ木々の下から青空をながめてのんびりタイム。

そこへやすがっぱとまゆがっぱが到着。

いつものごとく、やすがっぱは早く川で遊びたくて、ウズウズ。

カヤつりやご飯の支度など気もそぞろみたい。

心がはやるやすがっぱは、それでもまゆがっぱから命じられていたご飯炊きを済ませ、

一目散に川へ飛び込んだ。

いつもの口癖「ヒャッポー」そして「かっぱも早くおいでよ~」と叫んでいる。

川に来ると、決まってこのパターン、笑っちゃう・・・。

川から上がってきたら、すぐにカレーライスが食べられるように準備して、

まゆがっぱも一足遅れて、川へ。

やすがっぱのいるところへ追いつき、「ご飯まだ大丈夫?」とやすがっぱに聞いた。

「大丈夫、大丈夫!」

とこれも大雑把なやすがっぱの決まり文句・・・だ。

このすぐ後のこと、まゆがっぱはご飯の焦げる匂いに気がついて、

「焦げくさくない???」って、やすがっぱに声をかけた。

やすがっぱもハッとして、慌てて川から飛び出し、飯合を開けてみたら、

底のほうのご飯がだいぶ焦げてたんだぁ。。。

でも、何とか大事にいたらず、

おいしいカレーライスになったんだけどね。

 

おいしくふっくら炊き上がった部分が少なくなっちゃったのは確か。。。

やすがっぱとまゆがっぱならでは・・・のやり取りが始まった。

おいしいカレーをおいしいご飯でたべてほしいまゆがっぱ

自分が炊いたおいしいご飯を食べさせたいやすがっぱ

お互いが、焦げてるほうを自分の器に盛ろうとする・・・

お焦げご飯は2人の器を行ったり来たり・・・

2人で居たら、どんなご飯でも、きっとどっちが食べたとしても、

極上のカレーライスで、焦げなんかちっとも気にならないから、

どっちが食べたっていいじゃん!って

僕ら5がっぱは思うんだけどねぇ・・・

お焦げはそのあとも行ったり来たり・・・・。

やすがっぱとまゆがっぱのいつものやり取り・・・。

そんな二人をお皿プカプカ、とても眩しく眺めてる・・・

7.ぼくら5がっぱの親友 編

ぼくら5がっぱとともに、

やすがっぱとまゆがっぱのワクワクやドキドキを

一緒に分かち合った仲間がいるんだ。。。

 

真っ赤なチェロちゃん!

どんなでこぼこ道だって、どこまでも進んでいける、

デカイ体と大食漢な奴。

頼りがいのある奴。

でも、とうとう煙を吐いて、動かなくなってしまった・・・

きっとチェロちゃんもやすがっぱと

もっとたくさん遊びまわりたかっただろうなぁ。。。

そんなチェロちゃんがいたから、

やすがっぱとまゆがっぱの自転車を頭に乗せて運んでくれたから、

僕ら5がっぱはやすがっぱとまゆがっぱに出会うことができたんだ・・・

ありがとうチェロちゃん!

君のいかした赤色、僕ら5がっぱは大好きだったんだ!!!

 

情けな顔のラパちゃん

ちょうど、やすがっぱが脊髄にできてしまった

背中の痛みと戦って手術をした頃、やすがっぱを

支えてくれてた。

厚木までの道のりをやすがっぱと、

東京では味わうことのできなかった楽しみを見つけて楽しんでたよね。

そして、まゆがっぱを乗せて、愛川にも運んでくれて、

まゆがっぱのお父さんも乗せて、一緒にご飯を食べに行く

ひととき嬉しかったんだぁ。。。

どこにでもいるラパちゃんとちょっと違って、

ウッディで優しいスタイル、とっても可愛かった!

冷房が効かなくなってしまっても、暑い中を一生懸命走ってくれて、

ありがと!

あちこちの駐車場でやすがっぱやまゆがっぱを

早く戻ってきてよぉーて感じでいつも待っていてくれたこと、

僕ら5がっぱも絶対わすれないよ!!!

 

ごめんね、タンちゃん

やすがっぱとまゆがっぱがまだまだ遊びたい一心で、

あちこち連れまわして、脱輪させちゃったり、

ガラスの落ちている広場のガラス

を踏ませてしまってパンクさせちゃったり、

雪の秘密の場所に連れて行かれて、凍結した雪道で動けなくなって、

無理やりエンジンをふかされ続けて、

とうとうタンちゃんの心臓をこわしちゃったんだ、ごめんね・・・

ほんとなら、まだ一緒にあちこち行って、

いろんな発見できてたはずなのに・・

ラパちゃん引退後に、いつもまゆがっぱとまゆがっぱのお父さんが

一緒に居られる時間を応援して、お父さんの最期のときには、

お家まで運んであげてたね。。。

まゆがっぱのお父さんが「この車だ」って、施設の駐車場で、

タンちゃんを覚えていてくれていたことが嬉しかったって、

僕ら5がっぱに自慢してたもんね。。。

僕ら5がっぱと同じで、やすがっぱとまゆがっぱが大好きで、

どこにでも頑張って一緒に行こうとした一番の頑張り屋さんだったと思うんだ、

タンちゃんは!!!

 

ウェイ君、まだまだ沢山あそぼうぜ!

やすがっぱとまゆがっぱ、そして僕ら5がっぱが一緒の時間を楽しむようになって、

20年はとうに超えてる。。。

行け行けガンガンの時期は過ぎて行ったように感じるよ・・・

2人は、無理はしなくなってる・・・でも、

心のキラキラは忘れていない・・・

今できる楽しみを見つける無邪気さが

僕ら5がっぱを安心させてくれる。

これからの時間は、きっとこれまで過ごしてきた時間より

圧倒的に短くなってきているけど、

まだまだウェイ君、ゆっくり、

今だから見えるもの・今だから嬉しくて楽しいこと探しに沢山いろんなとこへ

一緒に行こうね!!!

8.大がっぱ編

 

僕ら5がっぱとまゆがっぱは

大がっぱのちっちゃいとこをいじって楽しんでる!

たとえばお山へ向かう車中で、11時11分になると、

「1111だぁ」とその瞬間を確認できたことを喜んでたり・・・。

混んでる道路から、脇道にそれたりして、前に走っていた車より、

前に進めたりした時はかなり偉そうだ・・・。

なんとなく通り過ぎていくことを、

見つけて楽しもうとする大がっぱが大好きだ。。。

ちっちゃいのは、嬉しいこと・楽しいことだけでなく、

まゆがっぱが以前話したことを気付かずまた話題にしたりすると、

「それ、100万回聞いた!」といじって

ちっちゃいとこはそこでも発揮される。

でっかい体のわりに、ちっちゃいことを・・・と、

まゆがっぱはよく言って笑ってる。

やすがっぱとまゆがっぱ、お互いの良いとこも弱いとこも受け入れていて、

見たり聞いたりすること何でもとてもピュアな出来事に

変えてしまうだよなぁ・・・。

僕ら5がっぱはそこも気に入ってるんだ。

 

今年にはいってから、やすがっぱはお父さんのことで心労が重なっている・・・。

きっとそのせいなんだろうけど、「体力が落ちた、体を動かす気力が、」と

マイナス発言が頻発している・・・。

まゆがっぱは、今やすがっぱが直面している事を既に経験済・・・。

その大変さも、自分の気持ちの持って生き場がないやり切れなさも

わかってるから、言葉をうまくかけることができないみたい・・・。

大丈夫だよ・・・やすがっぱ。。。

あんまり考えあぐねず、頑張りすぎずに過ごそうよ・・・。

僕ら5がっぱとまゆがっぱがいつも傍にいるよ・・・。

ほんのひととき、力を抜ける時間には僕ら5がっぱとまゆがっぱが

大奮闘するからさ・・・。

楽しみにしててよね。。。

9.みの虫スタイルがお気に入り

 

寒さが厳しくなり始めた・・・

お山で過ごす時、吐く息が白くなってきたもんね・・・

何年か前、やすがっぱのリクエストで、まゆがっぱは

カフカ羽毛の寝袋

(この寝袋、僕ら5がっぱとやすがっぱ・まゆがっぱは「みの虫」と命名)を

やすがっぱには紺色を贈り、そして自分には小豆色の寝袋を買った。

いつも、やすがっぱのお誕生日やクリスマスに、

まゆがっぱは、やすがっぱの喜ぶものを贈りたいなぁと思って

「何かほしいものない?」と聞いてみてるんだけど、

返ってくる言葉は「何もいらないよ・・・」っていう返事しかかえってこないから、

いつも寂しく思ってたんだ・・・。

たまにはさぁ、ぼくら5がっぱにも聞いてよぉ~そりゃ、

いつもあれ欲しい、これ欲しいとおねだり上手な僕たちは

まゆがっぱに沢山のリクエスト繰り返してばかりだけどさぁ、

へっへっ。

だ・け・ど、受け入れてもらえる確率は千分の1くらいなんだぁ、

トホホだよね。

 

最近、寒くなってきて、まゆがっぱがプレゼントみの虫が大活躍してる・・・。

お昼寝タイムでも、みの虫にくるまって、白い息をはきながら、

ほかほかで富士山や青い空をあおぎながらのお昼寝タイムを満喫している。

僕ら5がっぱはというと、やすがっぱのみの虫には潜り込む隙間が

ほぼなくて(一人でパンパンだから)、まゆがっぱの寝袋に潜り込む。

蹴飛ばされたり、殴られたりと覚悟は必要だけどね!

あったかで気持ちいいよぉ~

このみの虫、・・・。

まゆがっぱは良いプレゼントができたなぁとご満悦で過ごしてきた。

 

みの虫を持って、冬の御殿場御胎内温泉近くの公園をお散歩した時も、

みの虫持って行って、落ち葉のカーペットの中でお昼寝して、

閉園間近になり、公園の係りの人が心配して迎えにきた事もあったよねぇ・・・。

 

まゆがっぱのご満悦のみの虫なんだけど、やすがっぱは自分が買ったものだと、

ずっと思い違いをしていたことが、ついこの間発覚した。

風(ふぅ)もそうだけど、やすがっぱらしい・・・。

ザックリ大雑把なやすがっぱで笑っちゃっうよねぇ・・

 

やすがっぱもやってくれるけど、まゆがっぱだってさぁ、

なかなかのおとぼけぶりで驚かされることがいっぱい・・・。

お山に向かう車中、やすがっぱはよく流れる曲を口ずさむ・・・。

中島みゆきの曲で「時代は回るよ~」を「4時台は回る」と

まゆがっぱは聞こえてらしく、「どうして4時台はまわるのかねぇ」

と不思議を言葉にしたら、やすがっぱに大笑いされてた。

 

これも車中での出来事だけど、ラーメン屋さんの看板を見て、

豚の骨でスープを作ってるから、「トンコツ」なんだぁと初めて気がついたらしく、

これにも、やすがっぱは苦笑していた・・・。

あと、YMCAの歌は、西城秀樹のオリジナルの歌だと信じてた。

 

本人はどこまでも真面目だから、変な奴なんだぁ、まゆがっぱって。。。

やすがっぱもまゆがっぱもいい勝負だと僕ら5がっぱは思ってる。

うん、間違いない!!!

 

今年の冬も寒くなりそうだから、お気に入りのみの虫持って、出かけよう!

楽しみだね。。。ワクワク。。。

9.クマが出た~ぁ編

 

まだ僕ら5がっぱと出会う前の出来事を

まゆがっぱが教えてくれた。

道志を抜けた先の山中湖での笑い話だ。

山中湖なら、僕らもやすがっぱとまゆがっぱと

一緒によく出かけるけど、そんなことがあったんだねぇ・・・

山中湖を見下ろすことができる眺望抜群の丘、パノラマ台。

お天気が良いと、さんさんと陽の光を浴びて、

心地よく吹く風に、ススキの穂先や葦の葉がなびいて

山中湖や富士山・その先には南アルプス

眺めることができる絶景で、とても気持ちがいいとこだよね。。。

でもパノラマ台は、人気スポットだから、

訪れる人が多いのが、難点なんだ。

何て言ったって、2人はぼっちキャンプならぬ

ぼっちピクニックを楽しむことが最優先だからね。

 

そのパノラマ台から三国峠に向かう

ハイキングコースで事件は起こったらしい・・・

展望台からハイキングコースを進んでいくと、

あっという間に人は少なくなって、アップダウンの山道が続いていく。

そんな時、いつも、登り道はまゆがっぱが意気揚々と先を行く、

そして下りになった途端に、

やすがっぱが 俄然元気になり、先を進んでいく。

これはいつものお決まりで、

僕ら5がっぱだってよく知っている光景。

いつものように林の下り斜面で、先に歩を進めていたやすがっぱが

「クマだぁ~」と叫んだ。

アタフタ慌てまくってたんだって・・・

きっと、やすがっぱは、その瞬間、目に映ったそのクマ2頭に対し、

どうすべきか頭の中がグルグルしてたんだろうなぁ。。。

「えっ!」とまゆがっぱがやすがっぱの後ろかはら

すくっと顔を出して見た次の瞬間、

クマ2頭の後ろにはリードを持ったおじさんがいて、

やすがっぱとまゆがっぱの慌てぶりに、

おじさんは「いやーよく間違われるんですよぉ、ハハハッ」

って笑ってたんだって。

クマではなく犬2頭と判明。

良かった、良かった、クマじぁなくてね・・・。

 

山中湖のホッコリ思い出。僕ら5がっぱもある!!

やすがっぱもまゆがっぱも思い出してよぉ~。

山中湖の湖畔の階段を上るあずま屋でのブレイクタイム。

あずま屋を占領して、夜景を楽しみながら、

ピザをテイクアウトして、あったかコーヒーいれて、

のほほんしたことを。。。

なんか楽しかったんだよなぁ・・・

まゆがっぱなんか、「極上の贅沢だねぇ・・・」

って言ってたじゃん。

そんな時間を大事って、幸せって、

感じれるってステキなことだよぉ!

おわり

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